2010年7月1日木曜日

アウフヘーベン

(独)aufheben
ドイツの哲学者であるヘーゲルはこの言葉を用いて弁証法的発展を説明した。つまり、命題(テーゼ=正)の提示、反命題(アンチテーゼ=反)による否定、統合命題(ジンテーゼ=合)へと至る過程で、古いものが否定されて新しいものが現れる際、古いものが全面的に捨て去られるのでなく、古いものが持っている内容のうち積極的な要素が新しく高い段階として保持される。

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